【作品紹介】 萬朶櫻(ばんだのさくら)さん、鉛筆デッサン3点

プロフェッショナルの土台

 

こんにちは!
6月も まだ前半と言いますのに、昨日の11日(土)は例年にない蒸し暑い日となり、今年初、アトリエのクーラーを稼働させました~
夏本番はお手柔らかにお願い致したいものですね…(^_^;)ゞ

 

さて、今回は。
ご生徒様である 萬朶櫻 (ペンネーム:ばんだのさくら) さん のお作品を ご紹介させて頂きたいと思います!(^_^)
萬朶櫻さんは以前、『ポストカード展のご案内(2016年3月25日~27日) 』 にて、一度ご登場を頂いております
こちらの記事では、デジタル制作のイラストレーションを掲載させて頂いておりますので、合わせてご覧頂けましたら幸いです☆彡

萬朶櫻さんは、今年の3月に芸術大学のキャラクター造形学科をご卒業され、イラストレーターさんとしてご活躍の男性でございます。
現在は、ご自身のスキルアップの為に、主にデッサンンを中心に お勉強をして下さっています。
今回はそのデッサン作品の中から、3点のご紹介でございます(^^♪
それではどうぞ、ご覧下さいませ。(  画像クリックで、拡大表示されますので、是非パソコンからも どうぞ-★   

 

ばんだのさくらさんのデッサン1

 

こちらは、デッサンのお勉強では最も基礎となる白い物体、多面体を描いたデッサンです。
物体の白さもきちんと表現され、黒く塗ってしまう事無く、美しく仕上げて下さいました (^_^)

デッサンのお勉強では、白い物体と言いますと普通は石膏で出来たモデルを使うのですが、
実は このモデルは石膏製では無く、私が白い厚紙で作った 直径20cm弱の立体物なのでございます。
萬朶櫻さんは、この 『 紙製 』 の多面体の質感や軽さも、繊細なタッチで丁寧に描き表して下さいました。

 

ばんだのさくらさんのデッサン2

 

こちらは、金属製のトランペットを描いたお作品でございます(^-^)
先の 紙製の軽やかな表現とは打って変わって、重量を感じるデッサンです。

持ち手部分に巻かれた織紐の表現や、一番暗くなっている筒の内側部分の描写、
金属と紐の質感の描き分けにはご苦戦をされましたが、とても時間を掛けて、丹念にここまで仕上げて下さいました。
男前なデッサンでございます!(^_^)

 

ばんだのさくらさんのデッサン

 

そしてこちらは、芍薬(シャクヤク)のお花の造花をモチーフにしたデッサンでございます。
先の2点と同じく、構図も良く纏められています

茎(黄緑色)の部分は針金にプラスチックが巻かれています。
葉(深緑色)は少し硬いポリエステル繊維の生地、
花(薄いピンクから濃いピンク色)の部分は薄くて柔らかいポリエステル繊維で出来ています。
それぞれの色彩の描き分けや、全体の自然な陰影表現がとても難しいですのですが、
萬朶櫻さんは、このお作品も最後まで諦めず、丁寧に、そして繊細に追及をして下さいました (^-^)👏

お勉強で描かれているデッサン作品ですが、一つ一つが既に美しいお作品になっていて、本当に素敵でございます( *´。`)

 

萬朶櫻さん、素敵なお作品をご紹介させて頂き 有難うございました☆彡
次回はアナログ制作のイラストレーションも是非、ご登場をお願い申し上げます!(笑)
最後までご覧下さいましたあなたにも、有難うございました(^_^)-

 

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