【作品紹介】きょうかちゃん、こうき君、わかなちゃん(パステル・色鉛筆画)3点

新年度が始まりました

 

こんにちは!
4月になり、新年度が始まりました。
学生さんは 一つ学年が上がりましたね(^_^)🌟

ご卒業されました方、ご入学を迎えられました方、この度は誠におめでとうございます🎊👏
そして、新たな環境でお仕事や学業をスタートされます方も、心よりお祝いを申し上げます💐
私も気持ち新たに、これからも皆様のお役に立てます様に初心忘れず努めて参ります。

 

さて、今回は…。
小学生のご生徒様3名のお作品をご紹介させて頂きます。
この春、皆様も学年が上がり、また一つお姉さん、お兄さんになりましたよ🌸

それではどうぞ、ご覧下さいませ…(^-^)/))

 

 

 

きょうかちゃんの色鉛筆画

 

 

先ずはこちら、きょうかちゃん(小学5年生)のお作品でございます(^_^)
F4号の画用紙に色鉛筆で描いて下さいました。

今年1月の初レッスンで描かれた、きょうかちゃんの力作でございます。
今年は戌年と言う事で、主役は犬の親子です。
デフォルメ(そのものが持つ固有の特徴を、誇張したり、省略・簡略化する表現方法。デフォルマシオンとも呼びます)された
日本の伝統的な犬の造形をとても上手に捉え、描かれています。
背景の描写も とても繊細で、色彩構成も素晴らしいです(^-^)
縁起の良いものが盛り沢山で、お部屋に飾れば金運も上昇しそうですね🌟

 

 

こうき君の色鉛筆画

 

 

続きましては、こうき君(小学3年生)のお作品でございます(#^_^#)
F4号のパステル画用紙に、鉛筆と色鉛筆で描いて下さいました。

キャラクターなら何でもお任せ!のこうき君。
どんなキャラクターでもスイスイとお見事に描かれます✨
今回、初めは左側半分だけに4つの子たちを描いて下さっていました。
そしてその後、空いていた右半分に 私の好きなキャラクターをリクエストさせて頂きましたところ、
男気溢れるこうき君は『良いよ』と描いて下さいました!
こうき君、有難うございます(*´-`)
楽しいお作品がまた1枚出来ましたね。
キャラクターの細かな特徴まで良く観察されていて、素晴らしいですよ-♪

 

 

わかなちゃんのパステル画

 

そして最後は、わかなちゃん(小学3年生)のお作品でございます(^_^)
こちらのお作品は、F4号のパステルブックに、鉛筆、色鉛筆、パステルを用いて描いて下さいました。

清々しい空気の中で、可愛い少年が挨拶をしてくれていますね🍀
鮮やかな芽吹きの色彩も美しいです。
そして、鉛筆、色鉛筆、パステルのそれぞれの特徴を活かし、巧みに使い分けられています。
素敵なお作品が完成致しました(^-^)★彡

 

色々なものを描かれているわかなちゃん。
その中でも、人物画を描く事が大好きです。
実は少し、人物画を描く時にお悩みをお持ちでした。
伺ってみますと、全身のバランスが上手く描けないとの事でございました。

そこで、このお作品では モデルとなっている人物を、その頭身(トウシン)を捉えて描く方法をお伝え致しました。
この方法は、絵画表現における『デッサン』で行うものと同じ描き方です。

 

先ず、人物の頭の大きさ(縦の長さ)を目で測ります。
その頭1個分の大きさを1とし、それを基準にして全身を測っていきます。
頭のてっぺんから 足の爪先まで、この人物は頭何個分の寸法なのだろうか?と目測してみるのです。
わかなちゃんが描かれた人物は、だいたい頭4個分の身長ですので、4頭身(ヨン トウシン)となります。

この捉え方を知らないと、頭の先から思いつくままに描き始める事になるのが一般的かと思われます。
その進め方で描いていきますと、最後は紙から身体がはみ出てしまう、
又は、頭と身体のバランスが上手くいかなくなってしまいます。

そんな場合は、
描き始める前に、先ずはこの方法で人物の全身の寸法を測り、
頭と身体との比率を把握してみて下さい。

それから描く作業に移りましょう。

 

と、人物を整った形に描く為の方法をお話致しましたが、
紙からはみ出たり、全身のバランスがおかしくなったと思われる絵は、
実は 絵画的、芸術的には作者の関心やその時の想いが最も強く現れたもので、
決して下手な絵などではなく、絵としてはこれらも素晴らしい作品なのです。
構図的に整った前者、バランスの崩れた後者、どちらが優ってどちらが劣っていると言う事はございません。
共にどちらも素晴らしい名画の誕生です。

自分の気持ちや理想に合った描き方はどちらなのか、是非 見付けたいですね。

 

きょうかちゃん、こうき君、わかなちゃん、素敵な作品をご紹介させて頂き、有難うございました
次のお作品も楽しみに致しております!(#^.^#)

最後までご覧下さいましたあなたにも、有難うございます

 

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