【作品紹介】講師・かまぼこ板に描く絵画(アクリル画・油彩画)3点

小さなキャンバスに 大きな想いを乗せて

 

こんにちは!
今回は、私(講師)のお作品を3点ご紹介させて頂きたいと思います(^-^)🌷

 

ご紹介致しますのは、今年の春に
第24回 全国 かまぼこ板の絵 展覧会への出品の為に制作を致しました
ミニアチュール作品(0号よりも小さな絵)でございます。
もう表題からもお分かりの通り、そうです!
かまぼこ板に描いた絵なのでございます🍥(笑)

これらは以前、展覧会のご案内と受賞ご報告の記事にて、少しご紹介をさせて頂きました。
その折には、蝉の作品『 残夏 』のみを取り上げる形でございましたので、
今回は他の2点も加えましてのご紹介です(^_^)

ご一緒に、この小さなキャンバス、かまぼこ板に描くアート
楽しくご興味をお持ち頂けましたら幸いでございます🔍✨

 

尚、第24回全国「かまぼこ板の絵」展覧会は、
2018年7月14日(土曜日)~12月2日(日曜日)まで
愛媛県西予市立美術館 ギャラリーしろかわにて開催中です。
本年度のテーマは『いつもそばに ここが私のふるさと』
全国から毎年約1万点の作品が集まっております。
お近くまでお越しの際は、是非 お立ち寄り、ご高覧下さいませ

 

それではどうぞ、ご覧下さいませ…(#^.^#)/-))

 

 

かまぼこ板に描いた絵 (11×5.5cm・講師・アクリル画・油彩画)

 

 

僅か 縦11センチ、横幅5.5センチ、厚み1センチの小さな世界です。
この展覧会では最大で、かまぼこ板100枚連結作品まで応募が可能との事なのですが、
私は1枚を使用した絵を描きました。

かまぼこ板の絵、初体験❗️
私の記念碑的作品が こちらでございます…(^_^)

 

 

講師 油彩画 かまぼこ板

『フランスからやって来たドイツ生まれの女の子』(講師・油彩画・かまぼこ板 11×5.5cm・2018年作)

 

この作品は、油彩絵の具を使用して描きました。
モデルは、お気に入りの身長約50センチのビスクドールでございます。
まぁ、何と楽しかった事でしょう🌸
この数年間は大作制作が主になっておりました私には、
本当に絵を描く事が改めて楽しく、そしてウキウキしながら取り組めました✨

画像だけを見ておりますと、何だか実物の大きさが分からなくなって参りそうですので、
大作と並べたお写真も掲載致してみますね (^_^;)

 

 

講師 油彩画 P60号 愛誦

【大きさ比較】背後にP60号『愛誦』、前には かまぼこ板の絵

 

背後の大きな絵のキャンバスサイズは 130.3×89.4cm
前に置きましたかまぼこ板の絵のサイズは 11×5.5cm
こんなにも小さいのでございます。
自分でもビックリ…!(@_@)ゞ
3作品全て、板の厚みにあたる 側面にも着彩を致しております(一枚目画像参照)。

 

 

『残夏』かまぼこ板2

『残夏』(講師・アクリル画・かまぼこ板5.5cm×11cm ・2018年作・西予私立美術館蔵)

 

そしてこちらは、アクリル絵の具で描きました かまぼこ板の絵、2作品目。
大変光栄な事に奨励賞を賜り、美術館に収蔵される事になりました。
有難うございます(^-^)
そして本日、愛媛から表彰状が届きましたので、記念に掲載をさせて頂きます。
ご関係者皆様に心より御礼を申し上げます。

 

かまぼこ板の絵 賞状

 

何故 使用画材を油彩絵の具からアクリル絵の具に変更を致したのかと申しますと。
締め切りまでにもう油彩絵の具を乾かしている時間がないから!(◎_◎;)と言う、
単純に只これだけの理由でございました(笑)
締め切りまで残り1週間有ったのか無かったのか…。
そんなスケジュールでこざいました。

先の油彩画の完全乾燥を待つ間に、アクリル画を制作。
アクリル絵の具なら、描いている最中から既に絵の具が固まって参ります。
油彩絵の具に慣れておりますと、この乾燥スピードがあまりにも早くて焦りますが、
絵を描く者にとりましては時間の無い時の頼れる相棒でこざいます(^-^;ゞ

 

 

『残夏』かまぼこ板

 

 

本物の蝉の命を描き出したくて、少しでも近付ける様にと実物の蝉(昨年夏に出会った亡骸)を置き、
それを見ながらの制作でございました。
描いた蝉の大きさは 実物大です。

そして、かまぼこ板の特性を生かしたく思いましたので、
板の木目は絵の具で覆い消してしまわず、樹の肌の表現として利用致しました。
コッテリとしたアクリル絵の具であっても、透明水彩絵の具の様に 多量の水で絵の具を薄めると、
この様な下地を透かせて見せる表現が出来ます。

この蝉の作品を描き終えて、締め切りまでにあともう1点描けるのでは!?
と思いましたので、急遽3点目も描く事に致しました。
(かまぼこ板に描く絵があまりにも楽しくて、どんどん描きたくなって止まらなくなりました…!🌟)
早く乾く絵の具、アクリル様様でございます😸💦

 

 

講師 アクリル画 かまぼこ板

『 宙の歌 』(講師・アクリル画・かまぼこ板11×5.5cm・2018年作)

 

 

私自身の中では、大きなキャンバスで描く内容のものを、かまぼこ板サイズでチャレンジしてみました。
それが こちらの作品でございます。

アクリル絵の具は、油彩絵の具とは乾くスピードが甚だしく違いますので、
背景の色を自分が望む様に作るまでに 誠に骨が折れました…。

 

 

講師 アクリル画 かまぼこ板

部分アップ

 

 

作品の横幅は5.5センチ。
ここに居ります黒猫の顔の横幅は、約8ミリでございます。
小さいですね😹🍑

 

 

講師 アクリル画 かまぼこ板

もう少し 拡大

 

 

講師 アクリル画 かまぼこ板

さらに拡大

 

 

講師 アクリル画 かまぼこ板

斜め横から見た作品の様子

 

 

側面は金色の絵具で着色、そして飾り模様を描きました。
こう言う作業も 楽しいものでした(#^-^#)🌸( 時間には追われましたが…(笑)

 

 

くろちゃん2018年10月24日

 

 

そして、オマケ
黒猫のモデル、くろちゃん(男の子)でございます。
(2018年10月24日撮影・現在生後約8カ月)
今回使用致しました板に乗っていた かまぼこは、モデル代として彼に捧げたのでした🍥
くろちゃん、ご登場も有難うございました!(=^・^=)

 

最後までご覧下さいまして、有難うございます

 

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