【作品紹介】リサさん、サキさん、サラちゃん(鉛筆デッサン)3点

モノクロームの美

 

こんにちは!
この数日前から、こちら堺も非常に寒くなって参りました(@_@)💦
もう、冬ですね…⛄❄
皆様もお身体、どうぞ暖かくしてお過ごし下さいませ🍲♨

 

さて、今回は…。
大人と子供の ご生徒様 3名のお作品をご紹介させて頂きます(^_^)

皆様、ご制作には、文字書き用の鉛筆(文房具)では無く、
デッサン専用の鉛筆(絵を描く為の画材)をご使用されています。
ご参考までに申し添えます★彡

 

それでは早速ではございますが、どうぞご覧下さいませ…(#^.^#)/-))

 

 

リサさん 鉛筆デッサン

 

 

先ずはこちら、初登場のリサさん(大学3年生)のお作品でございます(^-^)
F6号サイズの画用紙に、デッサン用鉛筆で描いて下さいました。

リサさんは、先月の10月にご入会を下さいました 現役の大学生さんです。
ご卒業後はインターフェース デザイナーに成られる為に、
現在、大学でのお勉強もお忙しい中を、デッサンのお勉強に当教室へ通って下さっています

大学ではゲームのプロムラミングやデザイナーの為の技術開発等、
インターネットのデジタル世界に必要不可欠な学問と技術を多岐に学ばれているリサさん。
知識に加え、技術力まで身に着けていっておられる頼もしい方です(^_^)

どの様な分野のお仕事でも、デザイン関係の就職試験では、デッサンの基礎力が求められます。

今回のモチーフは、石膏の幾何形体。 四角錐と四角柱の立体が合体しています。
実は、簡単な様で、把握と描写が難しい立体なのですよ。

大変 繊細な筆致で描かれております。
画面を黒くしてしまう事無く、モチーフの白さが感じられる良いデッサンです。
色調が美しいですね
最後まで、床の面に出来た影の扱いには とてもご苦労をされました。
床面の影は描き過ぎ、追い過ぎると、丁寧に描いているモチーフの印象を奪ってしまい、
結果、全体に 何が描かれているのか分からない作品になってしまいます。
(脇役が出過ぎてしまうと、主役をつぶしてしまいます!)
ですので、床面の影は、モチーフの為にある程度の整理が必要です。
『 しっかりと描き出す影 』、『 全部を描かずに省略する影 』等々。
床面の影の描写も、研究して参りましょう✨

この調子で、これから色々なモーチフを描いて下さいね (o^-^o)!

 

 

サキさん 鉛筆デッサン

 

 

続きましては、サキさん(20代・女性)のお作品でございます(^-^)
F6号サイズの画用紙に、デッサン鉛筆で描いて下さいました。

イラスト制作もされているサキさんですが、現在は鉛筆デッサンのお勉強を中心に頑張って下さっています。
難しいモチーフにも臆する事無く、好奇心旺盛にどんどんチャレンジして行かれるサキさんお姿に、
私も勇気を頂いておりますよ(*´-`)

今回は、前回よりも複雑なモチーフ。
円錐型の巻貝と、淡い色彩の薔薇の造花3輪です。
これらの質感や、特に 淡い色彩の中に在る陰影の濃淡を作るのが難しかったですね。
しかし、持ち前の集中力と根気で、時間を掛けて丹念に仕上げて下さいました💪✨
素敵で楽しいデッサン作品がまた1枚完成致しました👏

 

 

サラちゃん 鉛筆デッサン

 

 

そして最後は、サラちゃん(中学1年生)のお作品でございます(^-^)
F4サイズの画用紙にデッサン鉛筆で描いて下さいました。

サラちゃんは今秋開催されました『こども二科展』
応募総数約2万点の中から選ばれる1500点に、ご入選をされました方です。
改めまして、サラちゃん、おめでとうございます!🎊

ご入会以来、サラちゃんもイラストのご制作とお勉強をメインにされていましたが、
このご入選をきっかけに、デッサンのお勉強にも深くご興味を持ち始められました。
今回はその第1作。 葡萄は食品サンプルで本物の模造品ですが、林檎は本物の青果🍎です。

それぞれの形状、林檎の皮の模様も、良く観察して捉えられていますよ。
このご制作では、モチーフの中に存在している光と影を見分けて描く事が 非常に難しかったですね。
難しかったその理由は、モチーフが色彩と模様を持っている為です。
光と影の位置関係を理解していない、捉えられる様になっていない間は、
人間は色彩や模様に意識が囚われてしまって、なかなかその物体の陰影を見付ける事が出来ないのです。
基礎デッサンのお勉強で、初めに白い石膏像等を用いるのは、この為です。
先にご紹介を致しました リサさんの石膏で出来た幾何形体が、良い例です。
色彩や模様の無い白い物体なら、陰影が的確に目に入って来ますよね。

白いものを繰り返し描いていると、影と光の位置、面の見方が次第に身に着き、理解が出来る様になって参ります。
そうなると、色彩や模様のある物体を見た時にでも、光と影を的確に見付けられます。

サラちゃん、次回は 今回のご苦労した経験を元に、白いものを描いてみましょうね!
楽しみなが色々なモチーフにチャレンジして下さい(^-^)

 

リサさん、サキさん、サラちゃん、素敵なお作品をご紹介させて頂き有難うございました
次回のお作品も楽しみに致しております!(^-^)/-))

 

最後までご覧下さいましたあなたにも、有難うございます

 

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