【展覧会】ミュシャとかわいいチェコアート(堺市立東文化会館)2022年3月5〜3月21

展覧会、開催中です!

 

こんにちは!(^_^)

今回は、展覧会のご案内を差し上げます🖼✨
私も早速、観覧して参りました👀💕

現在、堺市立東文化会館(南海高野線 北野田駅直結)にて
展覧会『ミュシャとかわいいチェコアート』開催中でございます。

 

展示内容は、
現在のチェコ共和国出身の芸術家アルフォンス・ミュシャ
代表的なポスター作品(25点)、
ミュシャやご家族のポートレート写真、
同じくチェコの絵本作家 ヴォイチェフ・クバシュタと
グスタフ・セダの仕掛け絵本をはじめ、
ヨゼフ・ラダ、チャペック兄弟の絵本、装丁本や
1960年代から70年代に制作されたマッチラベル(約1,000枚)
映画ポスターが展示されております。
(全 69点)

 

下記に展覧会のご案内を掲載致します。
その後、展覧会の内容を私の視点から
ご紹介をさせて頂きます。
 
ご参考になりましたら幸いでございます(^-^)💕

それでは、どうぞ…

 

 

ミュシャとかわいいチェコアート

 

【ミュシャとかわいいチェコアート】

 

  • 会期 2022/03/05(土)〜2022/03/21(月)
    展示10時00分~18時00分(最終入場17時30分)
  • 会場 堺市立東文化会館 2階ギャラリー
  • 料金 入場無料
  • 主催 堺市立東文化会館
    〒599-8123 堺市東区北野田1084-136
    TEL072-230-0134 FAX072-230-0138
    【休館日:水曜日(祝日の場合は開館)】

※ 展覧会、会場等の詳細につきましては
堺市立東文化会館までお問い合わせ下さい。


 

ここからは、(講師)の感想でございます(^_^)

作品保護の観点からミュシャのポスターは
レプリカの展示となっておりますが
オリジナルと同じサイズの複製の為、充分に楽しめました。
構図の素晴らしさ、線の強弱の使い方、色選びのセンス、
人物の表情等々、いつ見ても美しいミュシャのアート。

映画のポスターは6点と少なめです。
黒澤明監督の「羅生門」の映画ポスター…
海外の人が日本やこの映画を理解すると
こうなるのかと、あまりにも印象的でした。

仕掛け絵本も魅力的なものが並んでおりました。
鑑賞の際はちょっと屈んで
視線を絵本の高さに合わせて見てみると
立体的に作られた絵本の中に自分も入り込めて
さらに楽しく拝見出来ました(^-^)💖

 

堺市は度々チェコアートの展覧会を開催して下さっていますが、
今回の展示で私が個人的に目が釘付けになったのは
出口付近に数点展示されていた装丁本でした。
出版された当時は戦時中で物資不足だった為に
リノカットで作られたとの説明がございました。
とても驚かされました。
本文までは確認する事が出来ませんでしたが、
おそらく中も全て同手法で刷られたものと思われます。

リノカットの技法説明についてはここでは割愛させて頂きますが
分かりやすく例えますと『消しゴムはんこ』で多色刷りの本を
丸々1冊作ってしまう様なものです。凄いですよね。
使用インクは2色、そこに紙の白色1色。
3色のみで作られたデザインの豊かさと粋、
無駄の無い仕事に感動を致しました。
私はこの様な仕事に煌きを感じます(笑)

 

展覧会は入場無料です。

是非、皆様もご高覧頂き
ゆっくりした時間をお過ごし下さいませ(#^.^#)

 

最後になりましたが、この度も素晴らしい展覧会を
ご企画、ご展示下さいましたご関係者皆様に
心より感謝申し上げます。有難うございます

最後までご覧下さいましたあなたにも、有難うございます

 

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