鉛筆デッサンの描き方 vol.2 【ティッシュボックス編】

お馴染みのティッシュの箱を描いてみますよ(*^_^*)

 

こんにちは!
今日は、鉛筆デッサンの描き方と、その完成作品のご紹介をさせて頂きたいと思います

以前に、『 鉛筆デッサンの描き方 (ドラえもんの縫いぐるみ編) 』 の記事を掲載させて頂きましたが、
今回はその第2弾、 『 ティッシュボックス編 』 でございます(^-^)

このデッサンをする切っ掛けになりましたのは、現在、通信レッスンをご受講中のご生徒様でございました。
添削の際、ティッシュボックスの作例がご覧になりたいとのご要望だったのですが、あいにくご用意がございませんでした。
それならば、描いてお送り致しましょう!と思い、この度の制作を致しました次第です(笑)

このご生徒様の通信レッスンにつきましては、こちらの記事 でご紹介をさせて頂いておりますので、
合わせてご覧頂けましたら幸いです。

今回も一番最後に、制作過程のおさらいが出来る 動く画像 も掲載を致しましたので、是非、記事の一番下までご覧になって下さいませ

 

それでは、先ずは、モチーフのご紹介から参ります (#^.^#)

 

ティッシュボックス写真 デッサン 北野田絵画教室

 

お馴染みの、スリムタイプのティッシュの箱でございます こちらをモチーフに、デッサンをして参ります(#^.^#)

……と、その前に。 デッサンをするにあたり、皆様にお伝え致したい大切な事がございます。
それは、 鉛筆の持ち方と、描く姿勢(体勢)についてです

 

デッサンの姿勢と鉛筆の持ち方2 北野田絵画教室

 

デッサンをする際は、鉛筆は この持ち方で、この姿勢で描く様に、是非 心掛けて下さい。
慣れない初めのうちは少し描きづらいと思われるかもしれませんが、慣れてくると、本当にスラスラと制作が捗りますよ(^_^)

この持ち方をすると、無駄な筆圧が掛からず均一な陰影描写が出来る様になります。
そして、画用紙は机に置かず、自分の目と平行になる様に位置させて描きましょう。
この様にする事で、モチーフを正確な形で描写出来る様になります。
イーゼル(画架)を使用すると便利ですが、無い場合は、イラストの様にすると簡単で良いです。
この詳細については、 『 デッサンをする姿勢と 鉛筆の持ち方 』 にてご紹介致しておりますので、機会がございましたら覗いて見て下さいませ。

 

私が制作に使用致しました用紙は、今回も水彩画用紙のヴィファール(細目)を選び、サイズはF6号に致しました。
この用紙は表面がツルツルの為、私は気に入ってこれを使用しております。
デッサン初心者の方には、表面がツルツルし過ぎて鉛筆の色が乗りにくく、少し描きづらい紙ですので、
鉛筆の粒子が乗りやすい普通の画用紙のご使用をお奨め致します。

 

では、描き始める事に致しましょう(^-^) 以下からの作品画像は、全て 画像クリックで拡大表示されます ので、細部までご覧を頂けます。

 

ティッシュボックスのデッサン1 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

先ずは軽い力で描き、全体像を掴んでいきます。
グイグイと描くのではなく、軽く何度も線を引いて、確かな形の線を探していきます。
間違った線を引いてしまっても消しゴムは使用せず、どんどん進めていきます。
私は描き初めは3Bの鉛筆を使用致しておりますが、普通の画用紙には2Bのご使用がお奨めです。
2Bの方が、間違った場合、描き跡が残りにくく 綺麗に消えてくれます。

 

ティッシュボックスのデッサン2 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

陰影を付けていく前に、一度ここで線を整理致します。
先に何度も引いた線の中から 確かな線を選び、ここで余分な線を全て消してしまいます。
私は制作の際、消しゴムを使う場合は文字消し用のプラスチック消しゴムを使用し、練り消しゴムは一切使用致しません。
この理由につきましては、『ドラえもんの縫いぐるみ編』 にてご説明をさせて頂いておりますので、気になる方は こちらをご確認頂けましたら幸いです(^-^;)

 

ティッシュボックスのデッサン3 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

一応の形は決まりましたので、次は箱の模様を描いていきます。
箱の側面に印刷されている文字も、角度に気を付けながら、描いていきます。
模様についても、 『こんな感じで良いかなぁ~?』 と適当に配置してしまうのではなく、
きちんと正確な位置、全体に占める大きさ、割合、バランスを良く観察して、一つ一つ丁寧に描いていきます。
模様を描くのが少し苦手な方は、自分の好きな人の顔を描くのと同じ気持ちで向き合えば、ちょっと頑張れるかもしれません…(笑)

 

ティッシュボックスのデッサン4 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

模様も一通り描けましたので、次は色味の表現と、陰影表現を進めていく事に致します。
模様のブルーの部分に色を加えました。 そして、光と影の方向を把握する為に、箱の側面とティッシュペーパーへ、薄く陰影を付けました。
ここで私が使用しましたのは、HBの鉛筆です。
はみ出してしまった部分は気にせず、このまま消さずに進めていきます。
(はみ出しは制作の邪魔にならない限り、このまま作業を進め、最後に消す様にします。)

 

ティッシュボックスのデッサン5 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

光と影を表現する為に、さらに鉛筆を重ねて、天面と側面に色の差を作っていきます。
文字の印象もハッキリさせる為に、鉛筆を重ねて色を深めていきます。
(この様な細密な部分をきっちりと描く時は、鉛筆の持ち方は、文字を書く時の持ち方に変えます。)
立ち上がっているティッシュペーパーの向こう側の足元(奥)へ、影を加えました。

先の状態では、左の側面に印刷されている文字 『 400枚(200組) 』 の描写表現を省略していたのですが、
皆様のお手本になろうとする作品でございますので、やはりこちらも省略せず、描く事に致しました…(^_^)

 

ティッシュボックスのデッサン6 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

今度は、影の色彩を深めていきます。
陰影を付ける為に、2Bの鉛筆も軽い力で加えていきます。
1種類の鉛筆を 軽い筆圧で使ったり、強い筆圧で使ったりして作る色の濃淡だけでは、影色の色彩表現に深みは出ません。
何本か濃さの違う鉛筆を持っているのであれば、自分の力技だけで濃淡作りを頑張るのではなく、鉛筆自身の特性にも手を借りましょう。
薄い色、濃い色は、それぞれに違う色彩を持っていますので、これらを使い合わせる事で、豊かな陰影表現が出来る様になります。

この作品では、箱と机とが接している部分に、一番暗い影が存在しています。
ここに、早い段階から、きちんと強めの影を入れておきます。後から入れるのではなく、先に入れます。
この様にする事で、以後の全体の陰影バランスを取る作業が行いやすくなります。
机部分にも、箱が光を受けて出来た影を、少し描きました。
両端側面に有る箱紙の折り返し部分にも少し濃い影を入れて、箱紙の厚みの表現を加えました。

 

ティッシュボックスのデッサン7  ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

ティッシュペーパーに、さらに陰影を加えていきます。
HB鉛筆の使用が主ですが、H、2H、5H も合わせて使用し、影の色彩表現を深めていきます。
(※ 今回 私が使用する最も薄い色・硬い鉛筆は5Hまでです。6H~10Hは使用致しません。)
手前の側面の陰影と、模様の色を濃くしました。

 

ティッシュボックスのデッサン8 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

F、B、2B、3B、4B、5B、6B と、濃い色も使用していきます。 左側の側面も、色彩を濃くしました。

 

ティッシュボックスのデッサン9 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

さらに陰影を加えていきます。 もう1度、机と箱の接点部分に、濃い影色を加えました。
天面と側面が交わる箱の角っこには、少し細い幅の面が存在しています。 この箱の独特な形状も良く観察して、描いていきます。
これで完成と致しましても良い様ではありますが…、あともう一押し、 致します! (^-^)

 

ティッシュボックスのデッサン10 完成 ティッシュの箱 北野田絵画教室

 

作品の印象をハッキリとさせる為に、さらに、机と箱の接点部分に、濃い影色を加えます。 8B、9B、10B を使用致しました。
そして、箱の左側面下から奥の机部分にも、箱の影をもう少し描き加えました。
ティッシュペーパーの取り出し口の両端にも、メリハリを付ける為に、強目の暗い影をきちんと描きます。

最後は忘れずに、はみ出した描写や、余白に着いた不要な鉛筆の汚れを、プラスチック消しゴムで綺麗に消します。

はい! これで、完成 と致します!!(^-^) 皆様、お疲れ様でございました~☆ミ

 

以上、如何でございましたでしょうか‥?(^_^;)?
少しでも、デッサンのお勉強をされている方の ご参考になれましたなら幸いです

それでは、お待たせを致しました。 最後に、お約束の動く画像で、おさらいをどうぞ!(笑)

 

  • ティッシュボックスデッサン・スライダー0
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー1
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー2
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー3
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー4
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー5
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー6
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー7
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー8
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー9
  • ティッシュボックスデッサン・スライダー10完成

 

 

最後までご覧頂き、有難うございました (^-^)☆ミ☆ミ☆ミ

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